小学校の授業 ロボットが参加


NHK NEWS WEB
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子どもたちの学習を、ロボットを使って
長期間サポートする初めての実験が、
京都府にある小学校で始まりました。

この実験は、ロボットを開発した
京都府精華町にある国際電気通信基礎技術研究所などの
研究グループが、町内の東光小学校と協力して始めました。
実験では、人と会話ができる最新のロボットを
教師の助手として授業に参加させ、
子どもたちの学習効果がどのくらい上がるか
検証することになっています。
5日は5年生の理科の授業にロボットが参加し、
「理科のことは何でも聞いて」とあいさつしました。
このあと電気のコイルについて質問されると、
「僕の体にもコイルが入っていて、
モーターにもなるんだよ」と答えていました。
このロボットは現在、5年生110人余りの
すべての児童の顔をカメラで識別して、
全員の名前を呼ぶことができるほか、
小学校の理科のおよそ200の質問に
答えられるということです。
ロボットを見学した6年生の児童は
「新しいクラスメートが増えたようでうれしい」とか、
「自分の知らないことを教えてくれるので、
もっと理科が好きになると思う」などと話していました。
研究グループによりますと、
1年間を通してロボットが教育現場に入るのは
全国でも初めてだということで、
塩見昌裕研究員は「学校にロボットがいるのは
普通だという将来を目指し、
人とロボットが支え合える社会を実現したい」と話していました。
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