NHK「つくってあそぼ」が3月末に終了 「子供のショック大きい」親たちから悲鳴


JCASTニュース
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NHK教育テレビ(Eテレ)で23年間続いてきた
子供向け工作番組「つくってあそぼ」が2013年3月で終わる。
出演していたキャラクターの「ワクワクさん」「ゴロリ」も
別の番組に移ることはなく、完全に「終了」なのだという。

親子2代に渡って楽しんでいる人も多く、
ネットでは子供の一番のお気に入りで
「子供がショックを受ける」「どう説明していいか分からない」
などといった悲鳴が上がっている。


「ショックー!うちの子が1番好きな番組なのに」

「つくってあそぼ」は1990年4月から、ノッポさんでお馴染みの
「できるかな」(1970年4月~1990年3月)の
後番組としてスタートした。
現在は再放送を含め週に2回15分番組として放送し、
幼稚園や保育園などでは教材として使用されている。
また、全国を巡回する「つくってあそぼショー」では
工作を教えるなど身近な番組としても好評だ。

2013年2月6日放送では、
ワクワクさんが新聞紙の工作を披露した。
新聞紙を丸めて切って梯子を作ったり、
坂を奇妙な動きで転がっていく玩具を作り、
「ゴロリ」と一緒に遊んでいた。

番組が3月で終わってしまうという話が流れ、
ネットで「あの番組がなくなるのは寂しい」などと
悲しみの声が広がった。
特に、自分も子供の頃に見ていて、自分の子供も今現在ファンだという人にとっては辛い出来事のようだ。ネットの掲示板や「ツイッター」で、
「おおーこれはうちの息子に説明しづらい」
「終わるって言ったらどんな反応するかな」
「ショックー!今4才のうちの子が1番好きな番組なのに」
などと悲鳴が上がった。


現在は全て再放送、2年以上「新作」を製作していない。

NHK広報局によると、前番組の「できるかな」が
約20年続いたのに対し「つくってあそぼ」はそれを上回り、
「長すぎるのではないか」という意見が出るようになった。
番組のコンセプトに沿って紹介する
工作のアイディアが出尽くしたことも
番組終了の理由となった。

現在放送されている番組は全て再放送で、
「新作」は2年以上製作されていないそうだ。
再放送でも人気なのは1話1話を
丁寧に制作しているからで、メーンターゲットとなる
4、5歳児が番組を「卒業」しても、
次の4、5歳児が番組を見ても楽しめるようになっている。

13年4月から始まる新たな子供向け工作番組は
「ノージーのひらめき工房」といい、
登場するキャラは「あそびの国」に暮らす
妖精「ノージー」と、ゴミ箱に住む「クラフトおじさん」。
一般の親子がロケで登場する「ぐちゃぐちゃ」のコーナーや、
ハサミなどの使い方を楽しく伝える
「図工うた」などがあり、
自由な発想でどんどん新しい工作を生み出していく。
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