
@S様
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浜松市立浜名小(浜北区)で新年度、
シニアボランティアが外国人児童の学習を支援する
「放課後勉強室」が本格的にスタートする。
外国人児童教育に長年尽力し、
本年度で定年退職する大杉明彦校長(60)の「置き土産」だ。
同校にはフィリピン国籍やブラジル国籍の児童が
同校にはフィリピン国籍やブラジル国籍の児童が
24人在籍している。
勉強室は4月下旬から、毎週金曜日に同校で開く。
3、4年生対象で、児童とシニアボランティアが
日本語でやりとりしながら、宿題などに取り組む。
大杉校長は葵西小、遠州浜小(現南の星小)など、
大杉校長は葵西小、遠州浜小(現南の星小)など、
外国人児童が多数在校する市内の小学校の校長を歴任。
各校で外国人児童の適応支援や学力向上に努めた。
浜名小の勉強室は、遠州浜小の
同様の取り組みを参考にした。
「家庭で日本語を学ぶ機会が十分得られず、
「家庭で日本語を学ぶ機会が十分得られず、
勉強につまずく外国人児童は多い」と大杉校長は指摘。
「実の祖父母のように、児童を見守ってほしい」と、
シニアボランティアに期待する。
説明会を兼ねて3月8日に開いた初回の勉強室には、
説明会を兼ねて3月8日に開いた初回の勉強室には、
外国人児童10人が出席した。
児童は国語の教科書を朗読し、江間伸之さん(72)
=浜北区=ら7人のシニアボランティアから、
正しい日本語の発音や漢字の読み方などを学んだ。
江間さんは「勉強好きになってもらえるよう、
信頼関係を築きたい」と話した。
「浜松市の外国人児童教育はこの20年で大幅に向上した。
「浜松市の外国人児童教育はこの20年で大幅に向上した。
今後は外国人児童教育専門の教員が育ってほしい」。
さらなる教育現場の充実を願い、