希望の子供数、実際に出産は7割 厚労省調査


日本経済新聞
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 結婚当初に希望していた子供の人数を
実際に出産した女性は約7割にとどまることが
22日、厚生労働省の「21世紀成年者縦断調査」で分かった。

 調査は少子化対策などの基礎資料とするため、
2002年10月末時点で20~34歳だった
男女と配偶者を対象に毎年実施。
今回はこれまでに公表した計10回分の結果を分析した。

 初回調査時に結婚していた女性のうち、
当時希望した子供数を実際に出産したのは全体の59.8%、
希望より多く出産した女性は10.4%いた。

 調査途中で結婚した女性も含めると、
希望する子供数が2~3人の場合、
夫の希望数が妻より少ない家庭は、
夫婦で希望が一致する家庭や夫の希望の方が多い
家庭と比べて、実現する確率が5割ほど低かった。

 厚労省は「希望する子供数の実現のため、
育児休業など仕事と家庭の両立支援を
充実させていきたい」としている。
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