国交省、「幼児専用車」のシートベルト設置義務づけ見送り

FNN
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国土交通省は26日、幼稚園や保育園の送迎バスに使われる
「幼児専用車」について、シートベルト設置の
義務づけを見送ることを決めた。
現在、「幼児専用車」のシートベルトについては、
火災などの緊急時に、幼児がベルトを
自分で外せなかったり、衝突した際に腹部を
圧迫するおそれがあるため、設置義務がない。
しかし、一部の保護者からは、ベルトをつけないと
車外に放り出される危険があることから、
設置を求める声が上がっていた。
このため、国土交通省は検討を続けてきたが、
既存のベルトでは問題が多いため、
幼児用の座席に適したベルトが開発されるまで、
設置を義務づけないことを決めた。
今後、自動車メーカーに、5年後を目標に、
ベルトの開発を求めていく方針。
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