いじめなど悩み抱えた児童生徒 8割増 横浜市立小中


東京新聞
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 いじめやトラブルで悩みを抱えた
横浜市立小中学校の児童生徒は二〇一二年度は
五千二百四十四人で、前年度に比べ81・9%増加したことが、
同市教委の調査で分かった。
従来は教職員向けの調査だったが、
今回から全児童生徒にも対象を拡大。
市教委は「児童にも調査したことで、
潜在化していたいじめの把握が進んだ」と見ている。
この調査は、文部科学省とは別に、
いじめの実態把握のため、市独自で一〇年度から行っている。
今回は昨年十二月に実施。
児童生徒には無記名でアンケートを行った。

 一二年度は、小学校で三千五人(前年度千七百二十七人)、
中学校で二千二百三十九人(同千百五十六人)と、
いずれも前回を大きく上回った。

 いじめやトラブルの内容は、
「冷やかしやからかい、悪口」が81・2%と最も多く、
「遊ぶふりしてたたかれる」が28・5%、
「仲間はずれや無視」が21・4%と続いた。

 調査時点で、いじめが「解消した」もしくは
「一定の解消が図られた」と学校が回答した割合は、
小学校で80・0%、中学校で82・2%だった。(中沢誠)
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