
中日新聞様
------------------------------------------------
私立西城幼稚園(名古屋市西区城西三)の保護者が
作り続けてきたPTA新聞が、今春号で通算百号に達した。
一九八三(昭和五十八)年の創刊から、ちょうど三十年。
園内で過ごす子どもたちの様子を親たちに伝え続け、
幼稚園と家庭をつなぐ懸け橋として親しまれている。
クリスマスにひな祭り、社会見学やおやつ作り。
クリスマスにひな祭り、社会見学やおやつ作り。
「友だちになっちゃった!」というタイトルの記事には、
子どもたちの生き生きした姿をとらえた写真が並ぶ。
紙面を開けば、自宅にいる時とは
ちょっと違ったわが子のしぐさや表情を見ることができる。
「親としては幼稚園の様子が分かると安心できるし、
「親としては幼稚園の様子が分かると安心できるし、
親子の会話のきっかけにもなりますよね」。
本年度の編集メンバーの一人、彦坂さやかさん(36)は言う。
新聞はA4判の十ページ前後。
今月十六日の卒園式に合わせて発行した百号には、
巣立っていく年長園児九十二人の顔写真を載せた。
第一号が発行されたのは八三年の七月。
第一号が発行されたのは八三年の七月。
それ以降、PTAの中から担当者を決め、作り続けてきた。
当初の発行は年二、三回のペースだったが、
十五年ほど前からは年度初めの四月と
各学期末である七月、十二月、三月の年四回になった。
創刊号は手書きの原稿をガリ版印刷した
創刊号は手書きの原稿をガリ版印刷した
手作り感あふれる紙面だった。
今は編集メンバーが原稿と写真をそろえ、
印刷業者に頼んで仕上げている。
園内の様子だけでなく、全園児を対象にした
園内の様子だけでなく、全園児を対象にした
アンケート結果を載せたことも。
好きな遊びや習い事、将来の夢など、
子どもたちが抱いている素直な思いが紙面を飾った。
学校法人の西岡学園が経営する
学校法人の西岡学園が経営する
西城幼稚園は五〇年に開園。
今春卒園した年長組を含めると三百七十一人が通う。
西岡和子副園長は「新聞は、
各担当者が責任を持って編集しており、