就学前児童の外部被ばく結果「懸念ない」 那須塩原で測定結果公表


下野新聞
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 【那須塩原】市は19日の定例記者会見で、
市内の就学前児童を対象に昨秋実施した
ガラスバッジ線量計による個人線量の測定結果を公表した。
それによると、2カ月間の追加被ばく線量は
96%余りが0・2ミリシーベルト未満
(年換算で1・2ミリシーベルト未満)と分かった。
市のアドバイザーを務める専門家は
「健康への影響が懸念される値ではない」と判断している。

 測定は市内に住所がある就学前児童、
市内の保育園、幼稚園、認可外保育施設に通う
就学前児童を対象に昨年9月12日から11月12日に実施。
4399人(対象の64・87%)が測定した。

 0・1ミリシーベルト未満(年換算0・6ミリシーベルト未満)が
1885人、42・85%、
0・1ミリシーベルト以上、0・2ミリシーベルト未満
(同1・2ミリシーベルト未満)が2366人、53・79%、
0・2ミリシーベルト以上、0・3ミリシーベルト未満
(同1・8ミリシーベルト未満)は140人、3・18%、
0・3ミリシーベルト以上、0・4ミリシーベルト未満
(同2・4ミリシーベルト未満)は8人、0・18%だった。
0・4ミリシーベルト以上はいなかった。

 比較的線量が高かった8人は、
市内でも比較的空間放射線量が高く、
市が除染を優先して実施している厚崎公民館、
鍋掛公民館、ハロープラザの各地区に住んでいるか、
その保育施設に通っている児童という。

 市はこの結果についての説明会を、
鈴木教授を招き24日午後2時から関谷のハロープラザで開く。
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