認可保育所:面積基準緩和は継続審査−−さいたま市議会 /埼玉

毎日jp
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 さいたま市議会の臨時会が24日開会し、
自民党市議が認可保育所の
1人当たりの面積基準を緩和する条例改正案を提出した。
議案を付託された保健福祉委員会は、
議案提出した自民党市議も含めた
過半数の賛成で継続審査することを決めた。

 改正案は認可保育所に入所可能な人数増加を狙い、
2015年3月末まで、1人当たりの面積基準を
満1〜2歳未満3・3平方メートル以上から2・5平方メートル以上、
満2歳以上1・98平方メートル以上から1・65平方メートル以上に
緩和することを盛り込んでいる。

 本会議では、自民以外の全会派が議案を提出した
新藤信夫市議(自民)に質問し、
昨年12月に議決した条例の改正案を4カ月後に提出した理由や
待機児童減少の効果などをただした。
新藤市議は「効果は想定できないが、
待機児童問題対策の一助になる」と答えた。

 条例改正案に対しては、待機児童の保護者らが
「詰め込み」につながると反対しており、
傍聴していた「さいたま・保育園のことを考える親の会」の
林亜里代表(33)は、約1週間で2238通の
基準緩和反対の署名が集まったことに触れ
「(緩和を)心配する親の声が集まった。
子供の命に関わることで、引き続き反対の
働きかけをしたい」と話した。【西田真季子】
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