長女を保育園に:「偽書類」提出女性 再審無罪の公算

毎日jp
------------------------------------------------
 長女を保育園に通わせるため
入所基準を満たす偽の書類を提出したとして
詐欺罪で有罪が確定した後、再審開始が決定した
福岡県内の30代女性の再審初公判が
17日、福岡地裁(高原正良裁判長)であった。
検察側は論告求刑で「適切な判断をお願いしたい」
と争わない意向を示し、結審した。
次回の判決公判で無罪が言い渡される公算が大きい。

 弁護側は「女性が捜査、公判段階で認めたのは
逮捕の危険や警察の誘導があった。
夫は入所基準以上働いており、無罪は明らかだ」と述べた。

 女性は夫と共謀し、長女の入所基準を満たすため、
夫の勤務日数が月16日以上あるように
虚偽記載した勤務証明書を提出して
保育サービスを受けたとして、詐欺罪で在宅起訴された。
10年4月に懲役1年6月、執行猶予3年の
判決を受けて確定していた。

 だが、夫の公判で勤務日数が
16日以上あったことが判明し、
福岡地裁は11年12月、夫に無罪を言い渡した。
女性の請求を受け、昨年12月に
再審開始が決まっていた。【山本太一】
------------------------------------------------
保育士新卒 保育士転職