1週間で新たに571人の感染 勢い止まらぬ風疹患者 7540人に


Hazard lab
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 国立感染症研究所が28日に発表した感染症発生動向調査によると、
5月19日までの全国風疹患者数は7540人に達したとのこと。
5月13~19日までの1週間で新たに571人が感染し、
依然として高い水準が続いている。

 今年に入り急増している風疹患者数は7540人と昨年同期比35倍となった。
同研究所では1週間毎の患者数を集計しているが、
前週(5/6~5/12)は今年最高の769人が新たに発症した。
今回は571人と依然として高止まりしている。

 都道府県別の週間感染者数は132人で大阪がトップ。
これで5週連続(127人、135人、101人、186人で推移)で全国1位となり、
今年に入ってからの総数でも1412人と増え続けており、
2187人の東京に迫ってきた。

 昨年の傾向を見ると、風疹はこの時期から夏にかけての患者数が増えている。
万が一妊婦が感染すると、生まれてくる乳児に障害をきたす恐れのある
「先天性風疹症候群」の懸念があるため、
厚生労働省や各自治体では予防接種を呼びかけている。
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