
毎日jp様
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感染者が拡大している風疹のワクチン予防接種について、
厚生労働省研究班は「妊娠中に誤ってワクチンを接種しても
中絶などを考慮する必要はない」との緊急見解をまとめ、公表した。
見解は日本周産期・新生児医学会などのホームページで閲覧できる。
風疹ワクチンは病原体のウイルスの毒性を弱めた「生ワクチン」で、
体内で徐々にウイルスを増やし、
自然に感染した状態にして免疫力をつける。
ただし、妊娠初期に風疹に感染すると、
赤ちゃんに難聴や心疾患などの「先天性風疹症候群(CRS)」と呼ばれる
障害が出る恐れがある。
このため、ワクチンの添付文書には、
妊娠可能な女性は約1カ月間避妊した後に接種することや、
接種後約2カ月間は妊娠しないように注意することが明記されている。
研究班は「(CRSの)可能性は否定されるわけではない」としたが、
研究班は「(CRSの)可能性は否定されるわけではない」としたが、
「世界的にみてもこれまでワクチンによる発生報告はない」とした。
今年は風疹の感染者が激増している。
今年は風疹の感染者が激増している。
国立感染症研究所によると、今月12日までの感染者は6725人で、
既に昨年1年間の感染者の2.8倍になる。
感染研や厚労省がワクチン接種を呼びかけている。
妊娠に気付かずにワクチンを接種したり、
妊娠に気付かずにワクチンを接種したり、
妊娠中に風疹感染が判明したりした場合、
医師のための相談窓口が全国16の医療機関に設けられている。
【藤野基文】
◇妊娠中の風疹感染やワクチン接種などの医師のための相談窓口
北海道 北海道大病院産科(札幌市)
東北 東北公済病院産科・周産期センター(仙台市)
宮城県立こども病院産科(仙台市)
関東 三井記念病院産婦人科(東京都千代田区)
国立成育医療研究センター周産期センター産科(東京都世田谷区)
帝京大付属溝口病院産婦人科(川崎市)
横浜市立大付属病院産婦人科(横浜市)
国立病院機構横浜医療センター産婦人科(横浜市)
東海 名古屋市立大病院産科婦人科(名古屋市)
北陸 石川県立中央病院産婦人科(金沢市)
近畿 国立循環器病研究センター病院周産期・婦人科(大阪府吹田市)
大阪府立母子保健総合医療センター産科(大阪府和泉市)
中国 川崎医科大付属病院産婦人科(岡山県倉敷市)
四国 国立病院機構香川小児病院産婦人科(香川県善通寺市)
九州 宮崎大医学部付属病院産科婦人科(宮崎市)
九州大病院産科婦人科(福岡市)
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北海道 北海道大病院産科(札幌市)
東北 東北公済病院産科・周産期センター(仙台市)
宮城県立こども病院産科(仙台市)
関東 三井記念病院産婦人科(東京都千代田区)
国立成育医療研究センター周産期センター産科(東京都世田谷区)
帝京大付属溝口病院産婦人科(川崎市)
横浜市立大付属病院産婦人科(横浜市)
国立病院機構横浜医療センター産婦人科(横浜市)
東海 名古屋市立大病院産科婦人科(名古屋市)
北陸 石川県立中央病院産婦人科(金沢市)
近畿 国立循環器病研究センター病院周産期・婦人科(大阪府吹田市)
大阪府立母子保健総合医療センター産科(大阪府和泉市)
中国 川崎医科大付属病院産婦人科(岡山県倉敷市)
四国 国立病院機構香川小児病院産婦人科(香川県善通寺市)
九州 宮崎大医学部付属病院産科婦人科(宮崎市)
九州大病院産科婦人科(福岡市)
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