横浜市の児童虐待が最多929件 昨年度


YOMIURI ONLINE
------------------------------------------------------------------------------------------------
 横浜市中央児童相談所は27日、
2012年度に把握した児童虐待の件数は929件で、
11年度より109件増え、1993年度の調査開始以来、
過去最高となったと発表した。

 市中央児相によると、虐待内容は、
「身体的虐待」が355件(全体の38・2%)で最も多く、
暴言を吐いたり、児童の前で配偶者に暴力をふるったりする
「心理的虐待」が353件(同38・0%)に上った。
育児放棄などの「ネグレクト」は205件(同22・1%)だった。

 被害児童の内訳では、虐待を受けた場合に
命に関わる重篤な事態に陥りやすい0~5歳が
350件と全体の37・7%を占めた。
加害者は、実母が最も多い469件で、全体の50・5%を占めた。

 市中央児相には2012年度、
虐待に関する相談が3767件寄せられた。
市は今後、各区役所との連携を密にする形で、
初期対応を強化するとしている。
------------------------------------------------------------------------------------------------