「保育コンシェルジュ」来年以降も継続へ/横浜


カナロコ
------------------------------------------------------------------------------------------------
 2013年4月時点での「保育所待機児童ゼロ」目標を達成した
横浜市の林文子市長は23日、
13年度までの3年間限定でスタートさせた「保育コンシェルジュ」を
来年度以降も継続させる考えを明らかにした。
同日の市会本会議で斎藤真二氏(公明党)の質問に答えた。

 市こども青少年局保育対策課によると、
保護者のニーズに沿った保育サービス情報を提供する
専門相談員の保育コンシェルジュは、
11年2月に市内3区(鶴見、泉、瀬谷区)で1人ずつモデル配置した。
同年6月、全18区に拡大し、同年10月には、
さらに増員し計21人となっている。

 斎藤氏は「保育コンシェルジュの設置は、
今回のゼロ目標実現に非常に効果があった」と述べ、
継続を要望した。

 林市長は「保護者に寄り添ったきめ細かな対応をすることによって
待機児童ゼロ実現に大きな役割を果たした。
これまでの実績や関係者からの意見などを踏まえ、
今後も継続する」と答えた。

 また林市長は、待機児童ゼロ目標の継続について
「女性の就労意欲の高まりにより、
今後もますます保育所入所申込者数が増えると予想される。
地域分析をしっかり行い、保護者一人一人に寄り添った
丁寧な対応で待機児童解消状態を維持できるよう
取り組んでいきたい」と意気込みを述べた。
------------------------------------------------------------------------------------------------