保育士の待遇改善へ6億4700万円計上 千葉


msn産経ニュース
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 県内にある私立の認可保育所に勤務する
保育士の給与の補助を拡充するため、
保育士等処遇改善臨時特例事業費として6億4700万円を計上した。
離職を防ぐとともに退職者の復職を促し、待機児童の解消を目指す。

 同事業では、市町村を通じて保育所側に補助している
月額給与の加算金額の率を、勤続年数に応じ、
現行の4~12%から5~15%に引き上げる。

 県によると、県内の認可保育所は
平成24年4月時点で公立が442カ所、私立が348カ所ある。
私立保育所には、正規と非正規の保育士が
計約6千人勤務しているが、保育士不足が理由で
定員数の子供を受け入れることができない施設もあるという。

 全国社会福祉協議会の24年9月時点でのデータによると、
公立の認可保育所に勤務する主任保育士の平均年収が564万円に対し、
私立では436万円と、公立と私立では100万円以上の差がある。

 県は「待遇の改善を、必要な保育士の数の確保につなげたい」としている。
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