子供にも防災教育浸透 11月に検定開始


msn産経ニュース
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 検定を通じて災害時に命を落とさないための
的確な行動が取れる子供を育てようと、
防災検定協会(東京都千代田区)は23日、
11月から「ジュニア防災検定」を実施すると発表した。
東日本大震災後も全国に広がっていない
防災教育の浸透を図るのが目的という。

 検定は、小学5年生までが対象の初級、
小学6年生と中学1年生向けの中級、
中学2、3年生向けの上級の3段階。
初回は東京と大阪で予定しており、11月24日に初・中級で実施する。
来年以降は全国の主要都市を中心に6月と10月の年2回行われる。

 検定方法は、
(1)家族と防災について話し合い、リポートをまとめる事前課題
(2)ペーパーテスト
(3)自分が住む地域に起こると予想される災害について
壁新聞などにまとめる事後課題-を総合的に判定する。
家族との話し合いを課題にすることで、
防災意識の広がりを促すのが狙いという。

 元NHKキャスターで同協会の平野啓子理事長は
「問題を解くことが行動につながる。
『語り』と同じように人から人へ伝わっていくことが一番重要」
と話している。

 検定料は初級2千円、中・上級3千円。
詳細は同協会ホームページhttp://www.jbk.jp.net/。
申し込み・問い合わせは同協会(電)03・3556・5055。
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