【飯塚市】日曜、祝日も児童預かり

YOMIURI ONLINE
------------------------------------------------------------------------------------------------
 飯塚市は7月から、市内の小学1~4年の児童を日曜、祝日にも預かる事業を、
市立片島小敷地内の片島児童センターで始める。
市によると、県内の自治体で休日の児童預かりに取り組むのは初めてで、
全国的にも珍しい試みという。
斉藤守史市長は「冠婚葬祭や急な出勤などの際に、安心して利用してもらえる。
女性が働きやすい環境づくりにもつなげたい」と話している。(浜村勇)

 市は現在、共働きや一人親の家庭の児童を対象として、
平日と土曜に子どもを預かる登録制の放課後児童クラブを実施。
22か所のクラブに約1700人が登録している。
核家族化が進む中、休日対応を望む声が強まり、
子育て支援策強化の一環として、今年度から対象を拡大することにした。

 休日の預かりは、共働きや一人親家庭に限定しない。
事前登録が原則だが、緊急時には事後登録で利用できる。
公募で事業委託先に選ばれた「あすかほいくえん」の保育士らが世話をする。
今年度は事業費183万円。
市の担当者は「利用状況をみて、事業の拡大も検討したい」と話す。

 利用は事前予約優先で、1日の定員30人。
受け入れ時間は午前8時~午後6時。利
用料は5時間以上1000円、5時間未満500円。
昼食が必要な場合は弁当持参。問い合わせは市こども育成課(0948・22・5500)へ。
------------------------------------------------------------------------------------------------