区立公園に認可保育所を新設 定員は112人 中野区

msn産経ニュース
------------------------------------------------------------------------------------------------
 東京都中野区は27日、待機児童問題に対応するため、
同区南台の区立みなみ公園を活用して私立認可保育所を新設すると発表した。
同区が認可保育所を新設するのは30年ぶり。
平成26年11月、定員112人の保育所を開園する。

 みなみ公園は現在1044平方メートルあり、
保育所は北側の約半分(582平方メートル)と
隣接する区有地(516平方メートル)に整備する。

 公園の面積は一時的に縮小するが、
5~10年後に、公園に面するみなみ児童館(863平方メートル)を廃止して
公園とするため、合計で現行より大きい1324平方メートルの公園が完成する。

 6月末まで保育所の運営事業者を募集し、8月に決定、
26年1月に施設建設を始める予定。児童館の機能は区立多田小へ移転する。

 区内で認可保育所に入れない待機児童は、4月現在で147人。
田中大輔区長は会見で、「22年度から急激に待機児童が増えた。
毎年、分園の設置、認証保育所の誘致など対策を打ってきたが、
それを上回る保育需要があり、新設を決めた」と話し、
公園が一時的に縮小することへの区民の理解を求めた。
------------------------------------------------------------------------------------------------