男児が遊具から転落、大けが 町立遊佐保育園

山形新聞
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 遊佐町立遊佐保育園に通う男児(5)が
先月、保育時間中に遊具で遊んでいて地面に転落、
頭蓋骨骨折の大けがを負っていたことが18日分かった。
町が同日の町議会全員協議会で報告した。
男児は数日休んだが、現在は登園している。
町は今後、治療費を負担する方針。

 町健康福祉課によると、事故が起きたのは5月9日午前10時半ごろ。
近くの公園で遊んでいた際、遊具に飛び付こうとして砂地の地面に落ちた。
保育士が同日夕、迎えに来た家族に報告。
男児は帰宅したが、医療機関で診察した結果、頭蓋骨にひびが入っていた。

 保育園から町に報告があったのは事故から4日後の同13日。
保育園が同16日、町が同23日にそれぞれ男児の自宅を訪れ、事故を説明した。
同課は「事故やけがの際にはすぐに連絡するマニュアルはあったが、
園側の判断が甘く、保護者の不信感を募らせることになった」として、
再発防止策を講じるとしている。
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