給食調理に挑戦 多久市の児童41人

佐賀新聞
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 多久市学校給食センターの一日体験が24日、南多久町の同センターであった。
市内3小学校の4年生41人が、毎日食べている給食が作られている現場を見学し、
大型機具を使った調理にも挑戦した。

 子どもたちは、エアーシャワーを通り手などを消毒した後で調理室に入り、
3班に分かれて見学した。
「このフライヤー(揚げ物機)では3千人分調理できる」「米は1日150キロ炊いている」などの
説明を受けると、感心した様子で「すごい」と声を上げた。

 昼食の夏カレー作りにも挑戦し、スライサーで野菜をカットしたり、
大きなしゃもじで大鍋の中の具材をかき混ぜた。デザートのカップゼリーも作った。

 中央小の外尾直也君(9)は「野菜を切る機械がすごかった。
給食を作る大変さが分かったので、残さないようにしたい」と語った。
センターの橋本善充所長は「給食を残さず食べ、元気な子になってほしい」と話した。
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