児童4人、熱中症の男性救う 盛岡の施設が感謝状

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 熱中症で倒れていた高齢男性を助けた盛岡市の向中野小(平政光校長)の児童4人は
26日、同校を訪れた老人ホーム「アルテプラド向中野」の職員から善行をたたえられた。
救助した児童と同学年の2、4年生計193人も見守り、
校訓「宝積(ほうじゃく)」の精神をあらためてかみしめた。

 救助したのは4年の天野愛美(あみ)さん、小子内虹弥(ななみ)さん、
2年の日影星羅(せいら)さん、希羅(きら)さんの姉妹。
男性が入居する同ホームの小原優貴統括所長、中村亮介施設長が訪問し、
中村施設長は「救急車を呼んでもらったおかげで助かった」と感謝した。

 男性(75)は20日午後4時ごろ、同校近くの公園内を散歩中に倒れ、
遊んでいた児童4人が発見、119番通報した。
男性の意向で4人に筆記用具がプレゼントされ、
4人は「初めはお昼寝しているのかと思ったけど、命が助かって良かった」、
「これからも困っている人を助けたい」とほほ笑んだ。

【写真=老人ホームの職員から「ありがとう」と言われ、
笑顔を見せる(右2人目から)小子内虹弥さん、日影希羅さん、日影星羅さん、天野愛美さん】
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