毎日jp様
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性的ビジネスの被害に遭う子供たちが後を絶たない。
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性的ビジネスの被害に遭う子供たちが後を絶たない。
児童ポルノや児童買春などの人身取引をなくす活動をする
NPO法人「ポラリスプロジェクトジャパン」には昨年、132件の被害相談があり、
相談を受け始めた2008年(36件)の約4倍に上った。
ポラリスは24〜25日、被害者の支援にあたる
人材を養成するための連続講座を国内で初めて開く。
ポラリスに寄せられる相談からは被害の深刻さが浮かび上がる。
12歳の時、「アイドルのオーディションに出やすくなる」と
ポラリスに寄せられる相談からは被害の深刻さが浮かび上がる。
12歳の時、「アイドルのオーディションに出やすくなる」と
芸能事務所から誘われた女性(20)は、
露出度の高い水着でみだらな姿勢を取らされてビデオを撮影されたが、
「中止すれば損害が出る」と言われ、断れなかった。
「映像は今もインターネット上にさらされ、耐えられない」と相談してきた。
被害は女性だけではない。男子中学生が、
被害は女性だけではない。男子中学生が、
「掃除するだけで2000円もらえる」と聞いて出かけた部屋で
中年男性グループに性的暴行を受けたケースもあった。
「第1回子ども支援講座−子どもの性の商品化を止められるか」と題した講座では、
「第1回子ども支援講座−子どもの性の商品化を止められるか」と題した講座では、
警察庁の担当者、弁護士、精神科医らが、
子供を守るための対処法や被害者のケアについて講義する。
会場は東京都港区南青山の「ウェスレーセンター」。
ポラリスの藤原志帆子代表は「関係者が連携して
支援体制の整備に取り組む必要がある」と話し、
主に児童福祉や教育関係者の参加を呼び掛けている。
受講料は8000円。問い合わせはポラリス(050・3496・7615)。【伊藤一郎】
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