スポーツドリンクの糖分に注意

apital
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「厚労省が子どもを望む男女に風疹の抗体検査を全額補助する方針を固めた」
との報道がありました。
風疹の抗体検査に全額補助・・・。うーん、どうでしょうか。
抗体検査にお金を使うなら、ワクチン接種の方に使ってもらいたいものです。
無駄なワクチン接種を減らすとも書いてありましたが、
無駄な検査を増やしているようにしか思えません。
風疹に対する厚労省の対策はこれで終わってしまうのでしょうか。 残念です・・・。

さて、日中の暑さはまだ厳しいですが、朝晩はだいぶ過ごしやすくなりました。
今年の夏は熱中症対策として、お子さんに水分補給をしっかりと行っていたと思います。

その水分補給ですが、スポーツ飲料水やジュース類などで行っている場合、注意が必要です。
というのも、スポーツ飲料水やジュース類などにはかなりの量の糖分が入っているのです。

例えばスポーツ飲料水ペットボトル1本(500ml)には20~30gの糖分が入っていますが、
これはスティックシュガー約10本分の糖分と同じです。
ペットボトル1本(500ml)を飲むだけで、1日に必要な糖分の量を超えてしまいます。

これだけの糖分が一気に入ると血糖値が上がります。
血糖値が上がると喉が渇くので、さらに糖分の過剰摂取へとつながってしまいます。

また糖分の過剰摂取が続くと、肥満や糖尿病のリスクにもなります。

運動後や大量の汗をかいた後などに、スポーツ飲料水を飲むのはいいと思いますが、
ガブガブ飲むのはやめましょう。
また、しっかり食事が摂れている場合の水分の補給は、
スポーツ飲料水やジュースなどの糖分の入ったものではなく、
水や麦茶などがよいでしょう。
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