【兵庫県】児童・生徒に高額請求 ネットゲーム相談急増

YOMIURI ONLINE
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 スマートフォンの普及に伴い、児童・生徒のインターネットの
オンラインゲーム利用を巡るトラブルの相談が急増している。
県内の消費生活相談窓口に4~6月に寄せられた相談件数は33件で、
前年同期の3倍。ゲームに夢中になっているうちに
多額の利用料金を請求されるケースが多いという。

 県生活科学総合センターによると、2010年度は17件だったが、
11年度には29件、12年度には53件と急増。
最初は無料でも、続けていくうちに料金がかかる仕組みが多く、
12年4月~13年6月の相談で、請求金額が判明した59件の平均は18万6344円だった。
10万~50万円が24件と最も多く、中には108万円という高額の請求もあった。

 小学6年の女児が親に無断でクレジットカードのカード番号などを入力して
ゲームのアイテムを購入し、約50万円の請求書が届いたケースや、
5歳の男児が、父親がゲームで使っているパスワードの入力方法を覚えて、
1人で遊び、アイテムを購入した事例もあるという。

 同センターは「保護者がクレジットカード情報などを厳重に管理することが重要。
ゲームは次第にのめり込み、気付かないうちに高額になることもあるので注意してほしい」
と呼びかけている。
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