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全国的にも珍しい、株式会社による会員制の病児保育サービスが
東葛地域で展開されている。
育児支援サイト運営のマザープラネット（柏市）などが昨年４月に始めた「オハナ☆キッズケア」。
頻繁に風邪をひいたり、熱を出す幼い子ども。「どうしても今日は仕事を休めない。
頼れる親族も近くにいない…」。そんな悩みを持つ父母の支えになろうと奮闘している。
ＪＲ南流山駅近く（流山市南流山）と東武野田線初石駅近く（柏市西柏台）の２カ所で
ＪＲ南流山駅近く（流山市南流山）と東武野田線初石駅近く（柏市西柏台）の２カ所で
マンションや一軒家を借り、専用施設にしている。
父母からの予約に応じ、専門研修を受けた保育士が原則１対１で子どもを看病する。
保育士は、共同運営者の認可外保育園運営会社、
グッドスターキッズハウス（流山市）が派遣。
東葛病院（同市）の小児科と提携し、
容体が変化した場合に医師・看護師から助言をもらえる体制という。
病児保育は民間調査で母親が求めるサービスの上位にくるなど、
病児保育は民間調査で母親が求めるサービスの上位にくるなど、
共働き夫婦にとってニーズの高い分野だ。
例えば母親が仕事を見つけ、保育園をやっと確保できても、
入社直後に子どもが熱を出して休めば、働き続けることも難しくなる。
しかし専門性が高く、収益性も低いことが障壁になり、サービスは広がっていない。
マザープラネットの藪本敦弘社長は
「必要性の高い病児保育だが導入が進んでいないのが現状。
ビジネスモデルを確立し、広げていきたい」と話す。
サービス利用には、会員登録が必要。会費制にすることで経営の安定性を高めた。
サービス利用には、会員登録が必要。会費制にすることで経営の安定性を高めた。
利用は１歳児からで、会費は子どもの年齢により月４５００～８千円。
会員には月１日の利用枠があり、それ以上は追加料金がかかる。
今後、柏、松戸市周辺でさらに拠点を増やす計画だ。
今後、柏、松戸市周辺でさらに拠点を増やす計画だ。
新たに病児保育を始めたい事業者向けに、
ノウハウを提供するサービスも展開中。
同社は、病児保育が多くの地域に広がっていくことを期待している。
問い合わせは、同社電話０４（７１８９）８６５３。
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