携帯食:焼津の食品会社、幼児向け開発 スパゲティなど、電気なしで加熱機能 ／静岡

毎日jp様
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　食品会社「ザ・パッド」（焼津市八楠）は１１月から、

１〜２歳半の幼児向けの携帯食のセットを発売する。

電気がなくても温められる加熱材付きで、

担当者は「災害時、非常時だからこそ温かいものを」と話している。

　同社従業員は東日本大震災で炊き出しボランティアを経験。

「子供の食事に苦労した」「安心して食べさせられる保存食がほしい」

との声が多かったことから、菓子類など子供向け食品を多く製造している

江崎グリコ（大阪市）と提携し開発したという。

　携帯食は幼児向けのスパゲティと炊き込みご飯計４食、

ミネラルウオーター入り５００ミリペットボトルに加え、９８度の蒸気が出たり、

飲料水を熱い湯にできる加熱材などがセットになっている。

　賞味期限は製造日から１年半。

担当者は「地震だけでなく、最近は大雨や土石流などの災害も多い。

登山などのレジャーや実家に子供を預ける時など

さまざまな場面で活用してほしい」と話している。

　１１月１日から、インターネット通販サイトや全国の代理店で約２５００円で販売される予定。

　問い合わせは同社（０５４・６３９・６６５３）。【荒木涼子】
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