小田急、経堂駅に学童保育施設 周辺の人材活用

日本経済新聞
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 小田急電鉄は2014年4月、経堂駅(東京・世田谷)の高架下に
共働き家庭などの小学生を放課後に預かる学童保育施設を開業する。
子どもを預かるだけでなく、学習サポートを充実させた施設。
周辺には英会話や書道などが得意な人も多く、
今後はこうした人材を講師役に招いたイベントなども開き、地域への浸透を図る。

 経堂駅から徒歩約3分の場所に開設する
「小田急こどもみらいクラブ supported by ピグマキッズ」は、
延べ床面積が約125平方メートルで、定員は1日あたり40人程度を想定する。

 専門の研修を受けたスタッフが、
小学生向けの進学塾で知られるSAPIXの通信教育「ピグマキッズくらぶ」の
教材を使い学習指導にあたる。
学習機能を付加し、指定する小学校への児童の迎えなど、
安全に配慮したサービスも用意する。

 小学1~4年生は平日午後1時から7時まで、5、6年生は3時から9時まで。
週1~5日の利用回数に応じて月額1万円台から6万円程度の利用料を予定している。

 施設はSAPIX・代ゼミグループの日本入試センター(東京・渋谷)と提携したもので、
今回で4カ所目となる。経堂では地域人材の活用も図り、区内でさらに施設を増やす計画だ。
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