NHK NEWS WEB様
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タブレット端末やインターネットなどを使って被災地の学校教育を支援しようと
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タブレット端末やインターネットなどを使って被災地の学校教育を支援しようと
東京の大学と岩手県の小学校を結び、大学の教員が子どもたちに理科を教える
「出前授業」が行われました。
この「出前授業」は、東京のお茶の水女子大学が、
この「出前授業」は、東京のお茶の水女子大学が、
岩手県大槌町の吉里吉里小学校の6年生20人余りを対象に行いました。
大学の部屋と小学校の教室には、それぞれタブレット端末が置かれ
大学の部屋と小学校の教室には、それぞれタブレット端末が置かれ
テレビ電話のアプリを使ってインターネットで双方を結び、
大学の貞光千春特任准教授と小学校の子どもたちが互いの様子を見ながら、
理科の「てこの原理」をテーマに1時間近く進められました。
授業では、子どもたちが3~4人で一組になって、
授業では、子どもたちが3~4人で一組になって、
まず、合成樹脂の薄い板などでできた
折り畳み式のてこの実験器具を組み立てました。
この器具は、大学が考案し事前に送っていたもので、
この器具は、大学が考案し事前に送っていたもので、
てんびんのような形をしていて、おもりに当たる
市販のクリップをぶら下げる数を変えたり位置をずらしたりして、
どうすればバランスが取れるかなどを調べました。
貞光さんには子どもたちの名前と座席が知らされていて、
貞光さんには子どもたちの名前と座席が知らされていて、
名前を呼んで質問すると、子どもたちは少し驚いた様子で答えていました。
震災の被災地では、理科室や実験器具が思うように使えなくなった学校もあったということで、
震災の被災地では、理科室や実験器具が思うように使えなくなった学校もあったということで、
タブレット端末などを使った今回のような授業なら、
子どもたちに実験に取り組んでもらえるということです。
大学は、子どもたちへの「出前授業」のほか、
大学は、子どもたちへの「出前授業」のほか、
学校の教員向けに理科の実験の研修なども行って、
被災地の学校教育を支援していきたいとしています。
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