半数の人は「初期むし歯」を知らないと回答 - 子供のオーラルケア状況は?

マイナビニュース
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江崎グリコはこのほど、「初期むし歯」に関する認知・実態の調査を実施した。
調査は9月に、20代~50代の男女計824名を対象にインターネットで行った。
「初期むし歯」を説明できる人は8.3%

まず「初期むし歯」を知っているかを尋ねたところ、
「知らない」が50.2%で最も多く、「名前を聞いたことがある」の41.5%が後に続いた。
「どういった症状か説明することができる」と回答したのは8.3%だけだったが、
初期むし歯とは、治療が必要になる前のむし歯のことを意味している。

続いて、「初期むし歯」を知っている人に対して実際に行っている対策を聞くと、
「歯磨き」と答えた人が最も多く90.2%だった。
後には「デンタルフロスの使用」(29.3%)、
「定期健康診断や定期的な通院でチェック」(28.3%)が続いている。

同社によると、初期むし歯は歯からカルシウムが溶け出した状態のため、
汚れを取るだけでは不十分で、失われたカルシウムを補うための
唾液の分泌が必要とのこと。

子供のオーラルケアは「人並み」が最多

アンケート対象者のうち、小学生の子供がいる人に子供のオーラルケア状況を聞くと、
「人並みに行っている」が65.9%で最も多く、
次が「注意を払ってしっかりと行っている」の18.1%だった。
「あまり行っていない」は14.9%となっている。

子供の口くう内疾患について不安があるかを尋ねると、
「少し不安がある」が最も多く36.2%で、
後には「どちらともいえない」(29.8%)、
「あまり不安はない」(25.5%)が続いている。
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