長府幼稚園に「おかしの街」 保護者手作り巨大遊具登場

YOMIURI ONLINE
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 下関市長府金屋町の長府幼稚園(戸崎文昭園長、137人)で
27日に開かれる「ふれあいバザー」に、
保護者らが段ボールなどを利用して作った巨大遊具が登場する。
遊具は一般にも公開され、園内外の子どもたちの遊び場となる。

 遊具作りは、父親たちがバザーで子どもたちを喜ばせようと、1993年に始まった。
一般公開は毎年恒例の人気行事となり、例年延べ1300人が楽しむ。
遊具は毎年テーマがあり、これまで「銀河鉄道」「天空の城の冒険」などを企画してきた。

 今年のテーマは「おかしの街」。
保護者らは9月上旬にテーマを決め、下旬から製作を始めた。
約100平方メートルの遊戯室に、チョコレートケーキや
フルーツケーキの家などがある街を作ろうと、仕事帰りや休日に作業にあたった。
携わった関係者は100人以上にのぼるという。

 前日の26日も保護者らが園を訪れ、
ペンキで色を塗るなど、最後の作業を進めていた。
三女(4)が通園する渡辺憲吉さん(40)は
「大変だが、子どもの期待や笑顔のために頑張っている」と話し、
戸崎園長(56)は「多くの人が関わり、
楽しみながら作っていることが素晴らしい」と語る。

 バザーは午前9時~午後1時。遊具は誰でも1回50円で利用できる。
問い合わせは長府幼稚園(083・246・0070)へ。
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