給食メンチカツに黒い虫、教諭が歯触りで気付く

YOMIURI ONLINE
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 秋田市教育委員会は25日、同市中通の市立中通小学校で、
職員室で給食を食べていた女性教諭(53)のメンチカツの中から、
長さ約1・5センチの黒い虫が見つかったと発表した。

 教諭が歯触りで異物に気付き、吐き出した。

 市教委学事課などによると、メンチカツは仙台市の食肉加工業者が製造。
同日午前7時半頃、秋田市内の食品卸売り業者が冷凍した状態で同校に納入。
校内の調理場で揚げた後、給食として出された。
同校は校内放送で給食を中断させ、ほかに異物の混入がないか確認した。

 給食の購入は、一般財団法人「秋田市学校給食会」が一括しており、
メンチカツはこの日、市内の44公立小中学校で提供されたが、
ほかでは異常はなかった。

 市教委は製造過程で虫が混入したとみており、
「業者の調理方法などを確認し、今後同様のことがないよう強く要請していく」と話している。
仙台市の食肉加工業者は「現在事実関係を確認している。
26日に現物が届くので調査し、製造過程を点検する」としている。
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