ユニットハウスで保育所…横浜市

YOMIURI ONLINE
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 横浜市は26日、低年齢児の保育需要に対応するため、
0~2歳に特化した「ユニットハウス型」の小規模保育所2施設を
港北区と瀬谷区の市有地に整備すると発表した。
来年4月中旬の開所を見込んでいる。
ユニットハウス型の保育所は市内に1か所しかないが、
建設費が安く、保育需要がなくなれば解体するのが容易というメリットがある。

 市保育所整備課によると、整備するユニットハウスは、
鉄骨平屋建てで床面積は100平方メートル程度。
1施設あたりの定員は0~2歳児で最大計19人。
運営法人の募集は年内に始める。

 ユニットハウス型の工期は4か月程度と、
通常の保育所整備に比べて半分程度で済む。
解体も容易なため、地域における保育需要の増減に対応しやすいという。

 建設などに必要な事業費約6000万円のうち約4500万円については、
補正予算案として12月3日開会の市議会定例会に提出する。
残りの事業費は新年度予算案に盛り込む予定。

 同課は「まとまった土地の少ない都市部に適した手法だ」としており、
今後、ユニットハウス型を増やすことで待機児童対策に役立てたい考えだ。
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