病気の子どもの願い 巨大なツリーに

NHK NEWS WEB
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クリスマスを前に、東京・世田谷区の病院で、
病気の子どもたちや親が折った5000個以上の折り紙を飾りつけた
巨大なクリスマスツリーが19日、完成しました。

このツリーは、重い病気で入院している子どもたちが多い
国立成育医療研究センターの吹き抜けのスペースに19日、完成しました。
高さはおよそ10メートルあり、病気の子どもや親、
それに病院のスタッフが折った鶴などの折り紙が
5000個以上飾りつけられています。
病院の小児科医たちが、子どもたちに
クリスマスの楽しい思い出をプレゼントしたいと企画しました。
折り紙には「みんなの病気が早く治りますように」とか
「すくすくと元気に育ちますように」など、思い思いのメッセージが書き込まれています。
このうち「いつも笑顔」というメッセージを書いた病院に
入院中の10歳の女の子は「治療が大変でも
看護師さんたちが笑顔だと私たちも笑顔になれるので
笑顔を大切にしようと思って書きました。
ツリーはとてもきれいでいろいろな形の折り紙があって
すてきだと思いました」と話していました。
このツリーは、来月中旬まで病院に飾られることになっています。
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