ハーレーサンタ220台、「児童虐待をなくせ」 東京

朝日新聞
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サンタクロースの衣装をまとった人たちが乗る
米国ハーレーダビッドソンのオートバイなど220台が
23日、児童虐待をなくそうと訴え、車列を組んで都内を走った。

 参加したのはハーレー愛好者ら約350人。
米国でハーレー愛好者が孤児たちにおもちゃを届ける「トイラン」にならい、
日本でも2000年から始まった。

 クリスマスの飾り付けをした愛車には
「すべての子どもが笑顔で暮らせる社会に」といったメッセージが掲げられた。

 午後1時、新宿区の明治神宮外苑を出発し、表参道、六本木など繁華街を走り、
練馬、足立両区の児童養護施設にお菓子を届けた。

 ハーレーサンタクラブ代表の峰たかしさんは
「児童虐待は事件にならないと注目されないが、
現に今も日本各地で起きている。
関心を持ってもらえるように、バイカーなりにやれることをやりたい」。
神奈川県大和市の会社員山口仁さん(46)は長女南夏(なな)さん(11)と参加し、
「沿道の人たちも笑顔で迎えてくれた。メッセージが少しでも伝われば」と話した。
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