浜松市 小中学校・幼稚園の給食再開

NHK NEWS WEB
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給食の食パンが原因のノロウイルスによる集団食中毒のため、
公立の小中学校と幼稚園すべてで給食を中止していた浜松市は、
衛生状況に問題ないことが確認できたとして、28日から給食を再開しました。
今回の集団食中毒で浜松市教育委員会は、
今月20日から178ある公立の小中学校と幼稚園すべてで給食を中止し、
給食室の消毒や衛生管理研修などを行ってきました。
そして衛生状況に問題ないことが確認できたとして、
28日からすべての小中学校と幼稚園で給食を再開しました。
このうち浜松市東区の中郡小学校では、
全校児童およそ580人分の給食が給食室で調理され、
正午すぎ、児童たちが久しぶりの給食を味わいました。
この学校では、市の教育委員会の指示に沿って
調理員の手洗いを徹底させたということです。
また、原因となったパンを製造した浜松市内の会社に対して、
給食用のパンとごはんの発注が当面見合わされるため、
別の業者の食パンを出しました。
4年生の男子児童は「母が弁当を作るのが大変だと言っていたので、
再開してよかったです」と話していました。
一緒に給食を食べた浜松市の鈴木市長は、
「みんなが残さずに食べていたので安心しました。
給食は子どもたちが楽しみにしているので、
二度とこのようなことが起きないように対応していきます」と話していました。
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