新入学前に特訓だ! 子どもが時間内に給食を食べれるようになる工夫3つ

日刊アメーバニュース
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【ママからのご相談】
新入学を控えた子を持つ母です。
小学校へ入ってから、ちゃんと時間内に給食を食べることができるか心配です。
うちの子は、好き嫌いがあるだけでなく、食べること自体も遅いので、
今から少しでも改善できないかと悩んでいます。

●A.子供にはムリをさせないようにし、大人が対処するようにします。

こんにちは。新入学の子供を持つフリーライターの桜井涼です。
ご相談ありがとうございます。

1日入学も終わり、学校からさまざまな資料などをもらって、
不安も一緒についてきてしまった状態ですね。
私は先週行ってきたのですが、説明の時に、
「食べる時間が20分程度ですから、それまでに食べ終わることができるように、
ご家庭でも練習してきてください」と言われました。

上のお子さんの場合は、何もかもが初めてですから、不安になって当然です。
給食の問題は、ちょっとした親の努力でうまく行くことが多いですから、安心してください。

-(1)子供に無理をさせない

無理矢理食べさせないことが何より大切です。
自発的に食べるようになってもらうための練習を、一緒にしてみましょう。

お母さんと一緒に、苦手な物を一口ずつ食べる練習を取り入れます。
子供に、「今日は練習ね」と優しく話して聞かせ、
小さいかけら程度のものを口に入れて、
食べられたら褒めてあげることをやってみましょう。

その代わり、練習なので1口だけにとどめます(子供が欲しがれば別ですが)。
褒められると、「出来た!」という自己肯定感が上がります。
これを積み重ねるのです。

-(2)子供の適量を知っておく

食の細い子、好きなメニューの時だけたくさん食べる子など、
食べる量は十人十色です。

だからこそ、我が子の適量を知っておく必要があります。
無理して食べ過ぎてしまえば、昼休みなどに吐き戻してしまい、
子供が苦しい思いをします。だからこそ、適量を知っておかなくてはいけません。

適量がわからずにいると、焦らせたり、「早く食べて」と言い続けてしまうことになります。
心理学上、そういう子供は、自己肯定感や自己評価がなくなり、
「自分はダメな人間」だと考えてしまうようになります。
子供だって遅いなりに努力をしています。それは認めてあげましょう。

-(3)学校側にも話しておく

入学後、個人のことを知るための調書用紙を持たせられるでしょう。
その時に必ず、食べられる量についてや、アレルギーなどを記入し、
担任の先生と連携を取ることが大切です。

学校でも、無理矢理食べさせるような指導はしませんから、
その辺は安心していいと思います。
保健の先生も食育についての指導を行ってくれます。
このようなさまざまな面からの働きかけがあるので、
学校側との子供に関する情報の共有をしていきましょう。 

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今回は、1日入学で、保健の先生から伺ったお話を参考にしてみました。

テレビを消しての食事をしたり、20分以内に食べられるような量を見て出してあげたりと、
親がちょっとだけ工夫をしてあげましょう。これだけでも、
「食べることが出来た!」という自信に繋がります。
この“ちょっとの手助け”がかなり有効に働きます。

好き嫌いは、給食のメニュー表を見て、
「苦手な物でも1口だけでいいから、食べる練習をしておいでね」と優しく声をかけましょう。
食べられた日はうんと褒めてあげ、食べられなかった日は、
「次がんばろう」と励まします。

こうやって自信がつくようにしてあげると、頑張れるようになります。

小3の息子は、この方法で嫌いな魚料理を
少しずつ食べられるようになってきましたよ。
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