「自分の子どもが好きになれない…」と悩んだときの処方箋5つ

日刊アメーバニュース
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「子どものことが好きになれない……」
今、インターネットの匿名掲示板やQ&Aサイトに
このような相談が驚くほど多く寄せられていることをご存知でしょうか?
ネグレクトしてしまい、母親が子どもから訴えられる事件も起きています。
深刻な社会問題です。
とはいえ、事情は人それぞれ違います。
そのため、こういった悩みで「こうするのがベスト」と言われるとイラッとしてしまうものですよね。
しかし、ちょっと視点を変えるだけで「子どもってかわいいかも」なんて
思える可能性があります。
自分を責めて辛くなる前に、次のようなことを試してみては? 
ほんの少しだけ、心が楽になるかもしれませんよ。

■1:妊娠中や生まれたときの子どもの写真を見る
お笑い芸人のくわばたりえさんは辛いとき、
裸の子どもを抱きしめて”生まれたときの感動”を思い出しているそうです。
「お風呂の時すぐ体洗わんと裸で裸の子供を抱きしめてみてください。
鏡の前で抱きしめてみてください。私は辛い時今でもこうしてます。
初めて抱っこした時を思いだしてます。是非 今夜やってみてね」
確かに、忙しいと、「元気に産まれてきてくれてありがとう」といった気持ちを忘れがち。
ただ、くわばたさんと同じように子どもを抱きしめられないときもありますよね。
そんなときは、妊娠中や出産直後に撮った記念写真を見て、
当時のことを思い出してみませんか?

■2:みんなが笑顔で写っている家族写真を見る
人生山あり谷あり。人間だれしも、時期によって好調だったり不調だったりするものです。
今にとらわれていて、昔の楽しかったことを忘れているから辛いなんてことはありませんか? 
子ども単体の写真ではなく、家族みんなが笑顔でいたときのことを
思い出せる写真を見るのも、負の感情が和らぐ方法のひとつです。
もちろん、自分の子ども時代の写真でもいいと思いますよ。

■3:ネット上のかわいい赤ちゃん写真を見る
赤ちゃんの笑顔は無敵! 
子どもが嫌いでも、「赤ちゃんの写真には胸がキュンする」なんて人は多いです。
それで実際、ハートフォードシア大学の研究で、
財布に赤ちゃんの写真を入れておくと
自分のところに戻ってきやすいことがわかっています。
”赤ちゃん”で検索すると、フリー素材などで
かわいい赤ちゃんの写真がいっぱい出てきます。
こういった写真を見ることも、
「うちの子にもこんな時期があったな~」と
自分の子どもを愛おしく思っていたときの気持ちを呼び覚ますきっかけになるものですよ。

■4:『おひるねアート』の赤ちゃん写真を見る
みなさん、『おひるねアート』はご存知ですか? 
これは、寝ている赤ちゃんの背景に、面白おかしい小物をつけた写真のこと。
赤ちゃんを、より一層かわいく見せてくれる、素敵すぎる写真です。
検索で出てきた赤ちゃん写真で満足できない女性は、
『おひるねアート』の写真を見るのもいいと思います。
写真集もあるので、手元に置いておくのもひとつ。
パラパラとページをめくるだけで笑顔になりますよ! 
ちなみに、宝島社から1,100円で『おひるねアート』の本が出ているので、
チェックしてみてください。

■5:意識が「好き」に変わる口癖を呟いてみる
もちろん、写真だけで心がゆさぶられないケースもあるはず。
そんなときは、いつも口にする言葉を変えてみませんか?
夢・実現プロデューサーの山崎拓巳さんから
”自分の子どもを好きになれないママにいい口癖”を教えていただいたのですが、
これは取り入れる価値が高いです。
心理学で、言葉が行動を変える効果があることはわかっています。
社会心理学者・渋谷昌三先生の、
『面白いほどよくわかる!心理学の本』にも書かれていること。
そのため、子どもを「好きになれない」と思うときは、
その感情を言葉によって好きという感情に変えていくことにも
たいへん価値が高いのです。
そして山崎さんは、「好きになれないと好きだは共存しています。
”自分の子どもを愛している”ポイントへフォーカスを向けてあげると
いいかもしれません」と言います。
例えば、ことあるごとに「やはり、愛されているんですね」
「ホントなかなかできませんね、それ」
「なるほど、そうされたんですね」などと客観的に呟いてみませんか?
誰が見ても「我が子を愛している」と自分を認識してあげる態度が、とても大切だそうです。
また、「最初は”照れ”や謙遜、真逆の発言が出てくるかもしれませんが、
徐々にフォーカスする方向性が変わり始める。それを信じたいです」とのこと。
ずーっと言い続けて、いつの間にか「愛しているから、頑張るか!」となる……。
少しずつでも、そうなっていくと素敵ですよね。

何事も、これからどうしていくのかを考えることが大事、とよく言いますよね。
意識が変わると新しい自分に気付くこともあります。
上記5つのうち、どれかひとつでも試してみませんか?
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