完璧主義は自分を苦しめる!「無理せず子どもと向き合う方法」2つ

日刊アメーバニュース
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入学式も終わり、新品のランドセルを背負っている
かわいい小学生を街で見かけるようになってきましたね。
入学までの準備が終わって、ホッと一息といった親御さんも多いのではないでしょうか?

とはいえ、「のんびりしてはいられない」と休む間もなく頑張ろうとしているお母さんも
いらっしゃることでしょう。

そんなママさんに限って、“親は子どもの前では完璧じゃないといけない”
と思い込みがちですが、そんなことはありませんよ! 
子育ての全てを長期間に渡って一人で背負い込む必要はないのです。

そこで今回は、ドロシー・ロー・ノルトさん、レイチャル・ハリスさんの著書
『子どもが育つ魔法の言葉』を参考に、無理せず子育てに向き合えるための
方法をご紹介します。きっと心がスーっと楽になるはずです。

■1:自分の感情を押し殺さないこと

<子どもの前で、むやみに感情的になるのはもちろんよいことではありません。
が、だからといって、感情を押し殺すのもよくありません。
子どもというものは、親が隠そうとしても、親の気持ちを感じ取るものです。
ですから、子どもの前では気持ちに嘘をつかないことが一番いいのです。>

感情的になるのはまずいとしても、確かに素直な感情はなかなか隠すことが難しいですよね。
でも、こういう時は素直に感情を表現していい、ということのようです。

たとえば子どもがなかなか片付けをしないときは、
「今、ママは、あなたが片付けをしないから怒っているの。
掃除ができないから片付けて」といったように、素直に表現したほうがいいでしょう。
逆に「別に怒っていないけど、片付けなさい!」というように、
感情を押し殺すことはよくないのですね。

■2:感情的になってしまったら素直に謝ること

<わたしたち親は、子どもにとっての完璧な手本になる必要はないのです。
感情的になってしまったら、それを認め、子どもに謝ることができれば、それでよいのです。
子どもは、そんな親の姿から大切なことを学ぶに違いありません。

お父さんと、お母さんも、感情的にならないように常に努力しているのだということを。>

なるほど。そうですよね。親も人間です。
いくら感情をコントロールする、といっても、できない時だってきっとあるはずです。

仮に感情的になってしまった時は、キチンと自分の非を認めて謝ると、
子どもはこういった親の姿から、学ぶことがあるようですよ。

以上、無理せず子育てに向き合えるための方法についてご紹介しましたが、
いかがだったでしょうか?

“育児は育自”などとも言われますが、
親も子どもが生まれたからといって突然“完璧な親”になれるわけではないのです。
素直に感情を表現し、それが不適切だった場合は、キチンと謝ればよいのです。

まさに親が子どもに言っていることではないでしょうか。
子どもと一緒に、親としても成長する、そんな気持ちで、
子どもと向き合っていくと、楽になるかもしれませんね。

素直な気持ちで、子どもと一緒に新生活を楽しみましょう。
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