保育所の定員は8年で約5万人増…東京都「くらしと統計2014」

日刊アメーバニュース
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 東京都は4月22日、東京都の人口や社会、経済、教育などについて、
統計グラフと統計数値を用いてまとめた「くらしと統計2014」を発行し、公表した。
保育所の定員は平成17年から25年の8年で
4万8,615人増加したことが明らかになった。

 保育所の定員は、平成17年の16万8,661人から平成25年の21万7,276人と、
8年で4万8,615人増加。一方、待機児童数は、
平成17年の5,221人から平成25年の8,117人と、8年で2,896人増加している。

 認可保育所の開所時間について、平成19年は「11時間超~12時間」61.6%、
「10時間超~11時間」22.4%、「12時間超」15.4%、「10時間以下」0.7%だったのに対し、
平成23年は「11時間超~12時間」60.2%、「12時間超」23.8%、
「10時間超~11時間」15.6%、「10時間以下」0.4%と、長時間になる傾向にある。

 学校数は、幼稚園が国公立191校、私立848校、
小学校が国公立1,305校、私立53校、中学校が国公立630校、
私立188校、高校が国公立194校、私立237校、専修学校が国公立10校、私立403校。
私立学校の割合は、幼稚園が82%、小学校が4%、
中学校が23%、高校が55%、専修学校が98%を占めた。

 在学者数は、幼稚園が17万2,467人、小学校が58万5,535人、
中学校が31万2,764人、高校が31万2,593人。
小学校の在学者数は、昭和54年の106万176人をピークに減少傾向にある。

 このほか、東京の1日や人口・世帯、住宅、家計、
医療・衛生・環境、社会保障、物価などについてもまとめており、
東京都のホームページにて確認できる。
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