ママの職探しに朗報 苫小牧職安の保育日数拡大

WEBみんぽう
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 ハローワークとまこまいワークプラザは、
キッズコーナーを担当する保育士の配置日を、2013年度より50日増やした。
求職者が増える1~4月は、毎日配置する。
子供連れでも就職相談や求人検索、書類添削などに集中できるように、との配慮だ。

 キッズコーナーは、おもちゃや縫いぐるみなどが置いてあるじゅうたん敷きのスペース。
マザーズコーナーを利用する母親が子どもを遊ばせておける場所として開放している。

 保育士の配置は12年11月から。市内のNPO法人に委託した。
道内では札幌に次いで2番目の取り組みで、
母親がパソコンを使った求人検索や窓口相談、書類の記入などを行っている間、
保育士が子供と一緒に遊んで母親が活動に集中できるように支援する。
安心して利用できると、利用する母親からも好評を得てきたという。

 14年度は、保育士の配置を172日間とする。
4月と来年1~3月は平日の毎日(昨年度週3日)とし、
5~7、9~10月は週3日、8、11、12月は週2日となる。

 ワークプラザの宮崎明雄上席職業指導官は
「特に求職者が殺到する1~4月の対応を手厚くした」と説明、
「人によっては、提出書類の添削や就職活動の進め方の相談対応など、
何度も繰り返し窓口に通うことが必要な場合もある。
保育士を毎日置くことで、テンポよく活動を進めることができる」とも。

 また、基本的な配置時間は午前10時~午後4時だが、
駆け込みで求職者が多くなる金曜日は
午前10時15分~午後4時45分と30分間延長した。

 同ワークプラザは2月下旬、苫小牧駅前プラザegao(エガオ)6階から
JR苫小牧駅のエスタ内に移転した。
問い合わせは、ワークプラザとまこまいマザーズコーナー 電話0144(35)8689。
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