御坊市の保育園でノロウイルスの集団感染

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御坊市の保育園でノロウイルスの集団感染が発生し、
御坊保健所が、保育園の施設に対し、消毒などを指導するとともに、
感染ルートを調べています。

和歌山県健康推進課によりますと、ノロウイルスに集団感染したのは、
御坊市島の御坊市立つばさ保育園で、今月21日に複数の園児が、
下痢や嘔吐の症状を示していると御坊市社会福祉課を通じて
御坊保健所に連絡がありました。

御坊保健所が調査した結果、今月16日からきょうまでに、
1歳児から5歳児までの男女あわせて39人の子どもと、
職員6人のあわせて45人が下痢や嘔吐の症状を示していたことがわかりました。

そして、10人の便の検査を行ったところ、全員からノロウイルスが検出されました。

御坊保健所は、ノロウイルスによる集団感染と判断し、
保育園に対してトイレや手すりなどの消毒を指導するとともに、
感染ルートを調べています。

ノロウイルスは、冬から春先にかけて流行する感染症で、潜伏期間は1日から2日、
下痢や嘔吐などの症状がみられます。

ほとんどが経口感染のため、県では、
石けんを泡立てて丁寧に手や指を洗うよう呼びかけています。
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