GWは本を読もう こどもの読書週間、阿波市立4図書館がイベント

徳島新聞
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 阿波市立4図書館は「こどもの読書週間」(23日~5月12日)期間中、
児童・生徒に貸出冊数を競ってもらうイベントを初めて開く。
各図書館で最も多く本を借りた子どもには、欲しい書籍を1冊プレゼントする。
読書への関心を高めてもらうとともに、図書館の利用促進にもつなげたい考えだ。
 
 市内4町に1カ所ずつある阿波、市場、土成、吉野笠井の
各図書館に専用のスタンプカードと回収箱を設置。
期間中、本を1冊借りるごとにスタンプを一つ押す。
漫画や雑誌、DVDは対象外で、1回に借りられる本は最大20冊。
カードは5月25日までに回収箱に投かんする。

 対象は市民に限定。
幼稚園児、小学校低学年、高学年、中学生の4部門に分け、
各町で部門別に最も貸出冊数が多かった計16人に
それぞれ2千円以内の希望図書を購入して贈る。6月下旬に贈呈式を行う。

 活字離れが進む中、子どもの読書機会を増やそうと企画した。
実際に本を読んだかどうかは確認せず、子どもたちの良識に委ねる。
4図書館を統括する國金博和館長(55)は
「ゴールデンウイーク(GW)にたくさん本を読み、
図書館に来ることを楽しいと思ってもらいたい」と期待を寄せている。
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