児童らが8万個のドミノ倒し 4時間かけ140人で準備作業

福井新聞
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 福井県越前市内の児童らが22日、同市今立体育センターで
8万個のドミノ倒しに挑戦した。
約4時間にわたる準備作業の後、ドミノが全て倒れると会場は拍手に包まれた。

 子どもに助け合う気持ちを持ってもらおうと、武生青年会議所が初めて企画。
越前市内を中心に、南越前町内の児童約100人が参加した。
同会議所のメンバー約40人と協力し、体育館の床いっぱいに高さ約4センチ、
横約2センチの木製ドミノを並べた。

 赤、青、緑などカラフルなドミノを使って、
越前市の花火大会や越前がに、日野川、北陸新幹線などを表現。
完成後に全員で「5、4、3、2、1」とカウントダウンし、ドミノ倒しがスタートした。

 所々でドミノが止まってしまうたびに、会議所のメンバーが再スタートさせた。
それでも一気に何方向にも分岐して広がったり、ピラミッド状に積んだドミノがうまく倒れると、
児童らから「おー」と歓声が起きた。

 武生西小の大久保一輝君(1年)は
「ドミノを立てるのは大変だったけれど、倒れるのが面白かった」と満足げ。
岡本小の石川みかんさん(5年)は
「低学年の子に、並べる場所を教えてあげることができた」と喜んでいた。
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