【静岡】保育所への入所希望者６万６５６１人

中日新聞様
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◆来春の県内就学前児童　２７００人分保育枠増へ

　静岡県は二十九日、二〇一五年度に保育所への入所を希望する就学前児童が、

六万六千五百六十一人になる見通しだと発表した。

今年一月現在の県内認可保育所の園児数より一万五百八十九人多い。


　来年四月に始まる国の子ども・子育て支援新制度では、

保育サービスの利用対象がパートタイムの就労者や求職者などにも広がり、

保育所の利用希望者は大幅に増える見込み。

各市町は認可保育所の新設や定員拡大、幼稚園の認定こども園化などで

計二千七百三十二人分の保育利用枠を増やし、待機児童対策を進める。

　県こども未来課によると、一五年度の就学前児童は十八万七千人。

保護者へのアンケートでは、うち三人に一人が保育所への入園を希望した。

〇～二歳児が三万五百四十四人、三歳以上が三万六千十七人。

　四月現在、県内三十五市町には公立と私立の保育所が五百二十園あり、

定員は計五万四千百二人。

事業所内保育所など認可外保育施設を利用する就学前児童は六千八百九十二人いた。

待機児童は五百六十四人だった。

県は地域ごとの保育サービスへの需要を分析し、

一五年度から五年間の「子ども・子育て支援事業支援計画」を一四年度中に策定する。
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