転勤族ママが情報交換 幼稚園選びなど悩み共有 西宮

神戸新聞NEXT
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 転勤族の母親などを対象にした幼稚園選びの情報交換会が
28日、兵庫・西宮市立子育て総合センター(同市津田町)で開かれた。
母子約70組が参加し、子どもの入園先を決めるに当たっての
悩み事相談や地域の幼稚園の事情などを教え合った。

 子育てサークル「転勤族ママ&キッズ探検隊in西宮」らが開催。
同市では子育て世代の流入が続いており、幼稚園の入園倍率も高まっている。
転勤してきたときには見学会の募集が終わっていたり、
周囲に相談する人がいなかったり、などの悩みを共有しようと企画された。

 市の担当職員から「子ども・子育て支援新制度」の説明を受けた後、
同センター副所長による幼稚園選びのポイントの講義や、
“先輩ママ”らの体験談が披露された。

 住居が近い参加者同士がグループに分かれ、座談会も行われ、
「親の生活サイクルとも合う幼稚園はあるのか」
「うわさだけ聞くのではなく実際に見学をしたい」
「手続を終えて入園前に転勤が決まった場合、
入園金や制服代の返却はあるのか」などの質問が出た。

 同グループの松村真弓代表(37)は
「入園できるのか不安になる親が多い。
話し合える仲間に出会ってほしい」と話していた。

 2歳の長女と参加した女性(36)=同市甲子園口北町=は
2年前に福岡県から転入し、3~5年で転勤という。
「制服がない幼稚園を候補にしていたが、
倍率が高く、他の園の情報を聞いて候補が増えた」と話していた。
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