子どもがあっという間に勉強するようになる魔法の言葉11個

日刊アメーバニュース
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「しっかり学力をつけていい学校に入れたい」「将来、いい所に就職させたい」
そう思って「先生の話をしっかり聞きなさい!」「集中しなさい!」「勉強しなさい!」と
毎日、言い続けているあなた。
でも、親の意図とは反対にちっとも子どもは動かなくて、さらにイライラ。
実は、言い回しひとつで子どもの行動は大違いなんです!
そこで今日は、『小学校に入る前に親がやってはならない115のこと』の
著者の立石美津子が勉強についての”言い換え語録”をまとめてみました。

■勉強中の態度がいまいち
(1)しっかり先生の方を見なさい!→窓の外ではなく、黒板をみていようね
(2)態度が悪いね。ちゃんと先生の言うことを聞きなさい!
→・雨なのに休まず登校して偉いね。折角来たから先生の話を黙って聞いてみよう
(3)宿題やったの(性悪説・最初から疑っている)→宿題やろうね
(4)集中しなさい→10分間は座っていようね
人は命令されると、しかも「いつも、そうなんだから」と
疑いを持って言われるとやる気が起こりません。
「〇〇しようね」「〇〇しましょう」と促されると、自ら動きたくなるのです。

■文字が汚い
(5)慌てて書かないの(雑に字を書く子どもに対して)→カタツムリみたいにゆっくり書いてごらん
(6)“よ”の結びの部分は真ん丸じゃあなくてもう少し平べったく!
→お玉のような形を書いてね
“慌てて”“きちんと”“ちゃんと”“ひらべったく”では、鮮明なイメージが湧きません。
子どもがよく知っているカタツムリやお玉に例えてあげると、
イメージしやすいので上手に書けるようになってきます。

■計算問題

(7)急いで計算するから間違えるんでしょ!→ゆっくり解いていってごらん
(8)1+1=3→「数字が綺麗」「答えたその声が立派」今度は答えも正解にしよう
間違ってしまった箇所に上記のように傷口に塩を塗られたら、凹んで意欲がわきません。
答えが違ってもまず取り組んでいることを具体的に褒めましょう。

■結果が悪い
(9)どうしてこんな悪い成績とってくるの!→いつも給食をお代わりしている偉いね。
国語もちょっと頑張ってみようか~
(10)90点、もう少し頑張れば100点だったのにね
→90点凄い!今度は100点目指そう
(11)なんでこんなことがわからないの!
→ここで躓いちゃったんだね。間違った原因を解明しよう
結果が悪くて気分を悪くしている上に更に指摘されると益々不愉快に。
だから、結果が悪くてもそこはスルーして、
過去に囚われず前進する言葉をかけましょう。

まだまだ、沢山あります。
“子どもの行動をまず受容し、命令形・否定形を使わないで提案する”
ということを心掛けてみてください。
それだけで、子どもはあなたの思った通りに行動してくれますよ。
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