フリースクール、教育機関に位置づけ…財政支援

YOMIURI ONLINE
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 不登校生らが学ぶフリースクールについて、
文部科学省は教育機関として正式に位置づけ、
財政支援を行う方向で検討を始める。

 一定の基準を満たしたフリースクールに通う子どもは、
在籍する小中学校への出席と同じ扱いにできる仕組みを考える。
有識者会議を設置し、早ければ2016年度からの制度化をめざす。

 フリースクール全国ネットワーク(東京都)によると、
フリースクールは全国に約400~500あるが、
規模は10人程度から100人を超えるものまで様々だ。
同省では実態調査を行った上で、児童生徒の学校復帰や社会参加で実績を上げているなど
一定の基準を満たしたフリースクールに通っている場合、
出席扱いとする方向。
現在、出席扱いとするかは、在籍する小中学校の校長の裁量に委ねられている。
法令などに基づく正式な教育機関として位置づけ、
フリースクールに通う児童生徒に対し必要な費用を補助する仕組みも検討する。
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