児童虐待防止で省庁連携会議設置へ

NHK NEWS WEB
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児童虐待の報告件数が7万件を超え過去最多となるなか、
政府は29日、厚生労働省や文部科学省などの関係省庁の副大臣などで作る
会議を新たに立ち上げ、児童虐待を防ぐための対策について
本格的に検討を始めることになりました。

全国の児童相談所が把握した児童虐待の件数は、
ことし3月までの1年間で7万3000件余りと初めて7万件を超え、
過去最多となっています。
虐待の対応には、厚生労働省や文部科学省など複数の省庁が当たっていますが、
連携が不十分だと指摘されていました。
このため、政府は29日、厚生労働省や文部科学省など
関係省庁の副大臣などで作る会議を立ち上げて、
虐待を防ぐための対策について本格的に検討を始めることになりました。
会議では、子どもの情報を共有するための連携の在り方や、
転居を繰り返し所在が分からなくなるなど虐待のリスクが高い子どもへの対応について
検討を進めることにしています。
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