身近な家具で事故多発 子どもや高齢者は注意

NHK NEWS WEB
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身近な家具や家庭内の設備による事故が相次いでいるとして、
NITE=製品評価技術基盤機構が注意を呼びかけています。

NITEによりますと、いすやテーブルなどの家具や家庭内の設備によって起きた事故は、
ことし3月までの5年間に800件余り報告され、
特に子どもや高齢者の事故が多いということです。
高齢者に多いのは、家具などに乗っていて転倒する事故で、
高い所にある物を取ろうと折りたたみいすの上に乗ってバランスを崩し、
転倒するケースが目立つということです。
また、子どもに多いのは指を挟みこむ事故で、
網戸やクローゼットなどの戸に挟まれ、けがをすることが多いということです。
このためNITEでは、折りたたみいすを踏み台にするなど、
本来の目的でない使い方をしないことや、子どものいる家庭では、
家具の利用について保護者がよく確認するよう注意を呼びかけています。
NITEの池谷玲夫課長は「家庭のどこに危険が潜んでいるかを意識して暮らし、
高齢者や子どもは注意して見守ってほしい」と話しています。
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