姫路市が「子育て支援」新制度に合わせ幼稚園など利用負担案示す 兵庫  

msn産経ニュース
------------------------------------------------------------------------------------------------
 平成27年度から全国で導入される「子ども・子育て支援」に合わせ、
姫路市は29日、市独自に設定する幼稚園、保育所などの
利用料の利用者負担額の案を示した。

 市立幼稚園の利用者負担額は現状で、
保護対象世帯を除いて一律月額6300円。
案によると、来年度の新入園児からは世帯の所得割課税額に応じ
月額0円~7400円の6段階で負担額が設定される。
さらに、平成31年度までの5年間で段階的に負担額を引き上げ、
もっとも所得が多い世帯では現在の約2倍の月額1万2600円となる。

 一方、私立の幼稚園、認定こども園は、
現在は園独自で利用料が定められているが、
来年度からは園児ごとに利用料が設定される。
幼稚園児に相当する「1号」認定は一人あたり月額2万3300円を上限に、
園児の年齢や世帯の所得によって9段階の負担額を設ける。

 保育所に通う園児に相当する「2号(3歳以上)」「3号(3歳未満)」認定では、
一人あたり月額6万千円を上限に、園児の年齢や利用時間、
世帯の所得によって細かな金額の区分を設ける。

 また、それぞれの世帯で第2子や3子も通園する場合は負担額を軽減する。
------------------------------------------------------------------------------------------------